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日本グリーンビルディング協会とは

設立の目的

この法人は、不特定多数のひとびとに対して、
    建物の建設及びその運営、廃棄に起因する
        全ての環境負荷低減に関する事業を行うとともに、
  海外との情報交換や国際交流を通して、
    地球環境保護及びその唱道に寄与することを目的としています。

この法人の前身は、平成10年3月26日に異業種86社が集まって設立した任意団体「日本グリーンビルディング協会」です。

[参考]任意団体「日本グリーンビルディング協会」設立趣意書からの抜粋
 
今世紀も余すところわずかとなりました。私共は現在、さまざまな面 においてきびしい状況の中で生きており、そして次の千年紀、21世紀を迎えねばなりません。この間、私たちをとりまく環境は大きく変わり、ことに昨今は、温暖化防止京都会議の開催に象徴さるように、地球環境の悪化とその対策が全地球人の最も優先されるべき課題となってまいりました。
 しかし、その解決をすべて倫理的な物に期待しすぎているのではないでしょうか。これからの未来は、新しい評価価値のある目標に向かうものであり、それは決して過ぎ去った昔を復び映し出すのではありません。持続可能な発展は、人間の叡知が約束する高度な技術革新を、私たちが誠意を持って実現できるかどうかにかかっています。
 アメリカでは、建物に関わるエネルギー消費量が、全消費エネルギーの40%弱を占めると言われており、1994年7月に、「全米グリーンビルディング協会(US Green Building Council)」が設立され、建築業界は勿論、電力・ガス会社、金融・不動産、地方自治体、大学、環境保護団体、一般製造、メーカー等が参画し、業界の枠を超えた活動を展開しております。
 このような折、建物に関わるあらゆる業種の人たちが互いに情報交換し、地球環境保護と企業の繁栄のためにやれること、やるべきことを模索し、少しでも具体的な行動に出たいと考え、「日本グリーンビルディング協会」を設立しました。
 建物は、建物のために存在するのではなく、そこで人間が生活し、働き、その中で様々な活動をすることによって、初めてその意味があります。設計から建築にいたるまで建設業界が大きな役割を果たすのは言うまでもありませんが、それが生まれるまでに関わる不動産、銀行・保険等金融関係に加え、建物が生きるのに関わるさまざまな物やサービスが、建物に暖かい血を通わせるために介在してこそ、初めて生きていくことができます。
 例えば、オフィス機器、家具、紙などの消耗品、印刷、通信、運送、エネルギー及び保全メインテナンス等がこれらに相当します。環境に良い建物とするためには、これらがトータルでできるだけ多く、「グリーン化」(地球環境に良い方向)して初めて、少しずつ 「グリーンビル」 にしていくことができると考えまています。なお、上述の全米グリーンビルディング協会は、その創立者ゴットフリート氏をはじめ、協会全体でこの度、私共の協会設立及び今後の運営に全面的な協力を申し出ており、さまざまな取組みテーマにおいて、共同展開ができると確信しております。
 今後の地球環境保護への貢献、すなわち、
     ―地球環境と建物に焦点を当て、建物すべての環境に関わる
       エネルギー効率を向上させ、エネルギー資源を保護する―
ことと、その結果の経済的繁栄をも目指すべく、より広範な業界からのご参加を募りたいと存じます。

役員の紹介

日本グリーンビルディング協会 平成17年度 役員名簿

理事 <理事長> 大木 浩 全国地球温暖化防止活動推進センター
<副理事長> 石黒 隆敏 株式会社PES建築環境設計
<副理事長> 川畑 元 朝日機器株式会社
<前理事長> 藤沢 寿朗 財団法人名古屋産業科学研究所
太田見 雅彦 栗原工業株式会社
笠原 正晴 松下電工株式会社
川口 一雄 教育産業株式会社
近藤 康弘 佐藤道路株式会社
成瀬 治興 愛知工業大学
西坂 衛 コクヨエンジニアリング&テクノロジー株式会社
野澤 商策 ワシントンホテル株式会社
水野 邦雄 株式会社コーハン
監事 澤田 爲義 中立電機株式会社
堀田 昭弘 株式会社シーン


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