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日本グリーンビルディング協会推薦図書 「グリーンディベロップメント」の紹介

「グリーンディベロップメント」

 待望の日本グリーンビルディング協会推薦図書「グリーンディベロップメント」が、丸善株式会社から発刊されました。この本は、アメリカのロッキーマウンテン研究所から、1998年に出版された「Green Development」の日本語訳版で、日本グリーンビルディング協会創立者、石黒隆敏が監訳したものです。
 内容は、下欄の目次にあるように、「環境に配慮した開発とは何か?」という具体的な手法が、アメリカを中心とする諸外国における豊富な事例(約80例)を交えて、わかりやすく述べられています。
 今後、我が国において環境開発を行なっていく上で、開発業者はいうまでもなく、建築家、計画者、建設業者のほか、不動産オーナーや行政に携わる方々にも絶好の参考書であると思います。
 是非、お手元におかれ、ご利用されますようお奨めいたします。

「推薦のことば」をいただいた方々の紹介
■ 前環境庁長官/地球温暖化京都会議議長             大木 浩 様
■ 財団法人 国際開発センター理事長                  薮田 仁一郎 様
■ 《環境実践ホテル》 ワシントンホテル株式会社 取締役社長    野澤 商策 様
■ 世界アースデイネットワーク会長(アースデイの父)/ブリート財団最高責任者
                                            デニス A.ヘイズ 様
■ ゴットフリートテクノロジー社社長/世界グリーンビルディング協会・全米グリーンビルディング協会創立者                           デイビッド A.ゴットフリート 様
■ 日本グリーンビルディング協会会長/株式会社INAX 取締役   藤沢 寿郎 様 
表紙



定価 本体13,000円+税650円
内容の紹介 (目次から抜粋)
  第1章 不動産の新しい展望
  1・1 グリーン開発とは何か?
  1・2 グリーン開発の要素
  1・3 よいことをして,繁栄する:グリーン開発の恩恵
  1・4 グリーン開発のマーケット
  1・5 ではなぜすべての開発がグリーン開発ではないのか?

 第2章 正しくスタートする:グリーン開発へのアプローチ
  2・1 ビジョンとビジョンを持つ人々
  2・2 グリーン開発プロセスの四つの要素
  2・3 すべてを一緒に:計画をグリーンにするために

 第3章 土地利用:”大きな絵”を考える
  3・1 郊外に拡がるスプロール現象を評価する
  3・2 すでにそこにあるものを考えながら
  3・3 責任あるグリーンフィールド開発
  3・4 開発は環境にとって良いものになりうるか

 第4章 市 場 調 査
  4・1 伝統的な市場調査の限界
  4・2 グリーン開発に適した市場調査方法

 第5章 敷地計画とデザイン
  5・1 計画とチームで行なう共同作業
  5・2 敷地を理解する
  5・3 すでにそこにあるものを守る
  5・4 ダメージを受けた敷地を再生する
  5・5 敷地の水を管理する
  5・6 影響の少ないランドスケープ:その管理の実践
  5・7 コミュニティと文化の意識を育成する
  5・8 ”巻き込んでくれ,私は理解する”

 第6章 建 物 の 設 計
  6・1 グリーンビルディングの要素
  6・2 設計における障害の克服と機会の探求
  6・3 設計の選択肢が並ぶパレット

 第7章 認  可
  7・1 挑  戦
  7・2 戦略:どのように認可を獲得するか
  7・3 反対を乗り越える
  7・4 進歩的な法規,ゾーニングの仕組み,そして自治体のプログラム
  7・5 より厳しいエネルギーと水の条例
  7・6 結  論
 第8章 資 金 調 達
  8・1 グリーン開発のための資金調達,その困難な闘い
  8・2 プレミアムのあ製品を認める
  8・3 資金調達への一般的なアプローチ
  8・4 グリーン開発のための創造的な資金調達戦略
  8・5 資金調達の財源
  8・6 鑑定評価---資金調達の公式の不可欠な部分
  8・7 オープンスペース保護とその積極的なチュワードシップへの資金調達
  8・8 結  論

 第9章 建 設 工 事
  9・1 建設チームのマネジメント
  9・2 慎重な建設工事の実践
  9・3 建築材料
  9・4 建設工事と廃棄物
  9・5 クリーンアップ
  9・6 コミッショニング
  9・7 結  論

 第10章 マーケティング
  10・1 注目を集める:無料報道の力
  10・2 口コミと紹介
  10・3 エネルギーと環境プログラムとの提携
  10・4 不動産プロフェッショナブルと働く
  10・5 エネルギーを節約することの有利さをマーケティングする
  10・6 エネルギー効率ローンおよびエネルギー改善ローンを
       マーケティングする
  10・7 リース交換時におけるマーケティングの節約
  10・8 大きな絵を見続ける

 第11章 グリーン開発を持続可能なものにする
  11・1 運営による直接的な環境面および健康面への影響の削減
  11・2 グリーン開発を改善する
  11・3 態度,生産性,そして履行に影響を与えること
  11・4 教育---グリーン開発の鍵となる要素
  11・5 グリーン開発を通して責任のある農業を支える
  11・6 コミュニティ内部
  11・7 より大きなコミュニティを教化するために手を伸ばすこと

 第12章 何がグリーン開発の向こう側にあるか
  12・1 都市---グリーン開発のための枠組みを確立する
  12・2 製造業で輪を閉じること
  12・3 次世代に備えること---学習施設の重要性
  12・4 開発産業における開拓者から主流への変遷
  12・5 物質環境と自然環境を再生する
  12・6 限りなく前方へ
  付 録  プロジェクト概要


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